書籍において、本文の前に付けるものを「前付け」、後に付けるものを「後付け」と言います。
バインダーの最上位の階層にある「前付け」と「後付け」フォルダは、それぞれ前付けと後付けをまとめるためのフォルダです。
サンプルでは、「前付け」フォルダには「まえがき」と「献辞」フォルダ、「後付け」には「あとがき」と「参考文献」フォルダがあり、それぞれにテキストが入っています。フォルダやテキストを追加するときは、これにならって追加してください。
これらのフォルダの中にあるテキストは、すべてサンプルです。実際に使う場合は、削除してください。
「前付け」「後付け」フォルダは、「原稿」フォルダと同様に、その直下が第1階層になります。コンパイルすると、「まえがき」「献辞」「あとがき」「参考文献」フォルダは、いずれも原稿の第1階層と同じ見出しのマークが付けられます。
「参考文献」フォルダを選択してから[プロジェクト]→[新規テキスト]を選ぶと、「テンプレート」フォルダの中にある「参考文献」ファイルをコピーします。ダミーテキストに従って、名前を書き換えてください。1冊が1ファイルです。使い方と仕組みは「人物」フォルダと同じですので、そちらを参考にしてください。
「前付け」「後付け」フォルダの下位に不要なフォルダがある場合は、削除してください。たとえば、「まえがき」が不要であれば、「まえがき」フォルダを削除します。
そもそも「前付け」「後付け」が不要な場合は、コンパイル設定のウインドウで、右下にある「前付けを追加」「後付けを追加」チェックボックスをオフにしてください。その後、バインダーからも「前付け」「後付け」フォルダを削除してください。