原稿では、段落の先頭に字下げのスペースを入れる必要はありません。コンパイルすると、字下げのスペース(全角1個)を挿入します。
ただし、スペース、または、以下の文字が段落先頭にあるときは、字下げのスペースを挿入しません。
# < 「 『 ( 《 ・ ※
【バグ修正】ダーシ、および、三点リーダーを字下げしない対象に含めていました。この問題はVer.0.9.4で修正しました。
次の図は、コンパイルして出力したテキストです。
執筆中に原稿を字下げしているように見せるには、1文字分のインデントを設定します。この方法は『Scrivener入門』にあります。
なぜ字下げをコンパイルで行うか
原稿の全体で正確に字下げしているとは限らないのが現実です。具体的には、スペースがない、半角スペースが2個入っている、ワープロのインデント機能で字下げされている、括弧で始まるのにスペースが入っているなどのものをよく見かけます。
不正確に字下げするくらいなら、原稿の執筆中には字下げのスペースを入れないと決めて、コンパイルで一括処理するほうが正確に字下げできます。