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投稿サイト・連載小説用サンプルファイル ver 3.1

このファイルは、おもに「小説家になろう」「カクヨム」などの小説投稿サイトへ投稿する原稿や、連載形式の小説の原稿を執筆する用途を想定して、さまざまな便宜を図るために作成したものです。

また、いわゆる小説投稿サイトではありませんが「note」や「青空文庫」、汎用向けの「HTML」やプレーンテキスト、ワープロソフトの「一太郎」へも対応しています(「egword Universal」向けの出力は青空文庫記法で代用できます)。

サンプルファイルについて

  • 現在のバージョン:ver.3.1
  • 料金:無料
  • 動作保証:なし 自己責任でご利用ください
  • 動作要件:Scrivener 3.x for Mac または Windows(執筆はiOS版1.xでも可)
  • 再配布:不可
  • 改変および改変したものの配布:可
  • プロテクト:なし

ダウンロード

当サイトのフォーラム「向井領治の著書のアフターサービス」よりダウンロードできます。

フォーラムへ参加するには無料のメンバー登録が必要です。→フォーラムについて

あわせてお読みください

使い方の解説にあたっては、作者が執筆した『考えながら書く人のためのScrivener入門 for Windows』または『考えながら書く人のためのScrivener入門 ver.3対応改訂版』(いずれもBNN刊)の内容を踏まえていることを前提とします。まだお求め頂いていない方は、ぜひともお求めください。下のリンクからお求めいただければ、アフィリエイト収入をサーバーの維持に役立たせていただきます。

主要機能

後回しにしたい箇所の管理

プロジェクト内で「@@@」と書いておくと、その一覧をコレクションとして表示します。後回しにしたい箇所に書いておくと、残りのToDoを管理できます。

話数の自動挿入

「第5話」のような話数を自動的に挿入します。たとえば「昼」とだけ書いても、コンパイルすると「# 第2話 昼」と出力します。その回だけをコンパイルしても正しくカウントされます。また、「プロローグ」「幕間」のように話数を入れたくない回があっても対応できます。

字下げの統一

コンパイル時に、文芸書の習慣に合わせて字下げします。括弧で始まる段落は字下げせず、それ以外の段落には先頭に全角スペースを挿入します。原稿では字下げは不要です(執筆中に見かけ上字下げするには、デフォルトのスタイルを設定します)。

ルビと傍点

Scrivenerは本来ルビや傍点に対応しませんが、所定の書き方をしてコンパイルすると、投稿先の記法に合わせて変換します。投稿サイトに応じて原稿の書き方を変える必要はありません。

ルビと傍点の記法は、以下の投稿サイトに対応しています。

  • 青空文庫(および、青空文庫記法を読み込みできるegword Uneversal)
  • 小説家になろう(および、記法が同じである、暁/ステキブンゲイ/ソナーズ/野いちご/ノベマ!/ノベルアッププラス/NOVEL DAYS/ベリーズカフェ/MAGNET MACROLINK/魔法のiらんど/ラノベストリート)
  • カクヨム(および、記法が同じである、エブリスタ/ノベリズム/ハーメルン/待ラノ)
  • アルファポリス
  • ツギクル
  • note
  • ノベルバ
  • pixiv
  • fujossy
  • プリ小説

そのほか、HTML(ruby、rb、rpタグ)、ルビや傍点を使わないプレーンテキスト(ルビのみ文中のカッコとして出力)、一太郎にも対応します。

できることの詳細は、このページの中で紹介しています。スクロールして読み進んでください。

使い方の詳細は、サンプルファイルの中に記載しています。

出力例

原稿では次のように書きます。

|吾輩《わがはい》は猫である。名前は{まだ無い}。

出力例を以下に示します。

小説家になろう・横書き用で出力

|吾輩《わがはい》は猫である。名前は|ま《•》|だ《•》|無《•》|い《•》。
▲ノベルアッププラスでのプレビュー

小説家になろう・縦書き用で出力

|吾輩《わがはい》は猫である。名前は|ま《﹅》|だ《﹅》|無《﹅》|い《﹅》。
▲ノベルアッププラスでのプレビュー

pixiv用で出力

[[rb:吾輩 > わがはい]]は猫である。名前は[[rb:ま > •]][[rb:だ > •]][[rb:無 > •]][[rb:い > •]]。

note用で出力

記法は「なろう」と同じです。

▲エディタでの表示(コンパイルしたものをまるごとコピーしてエディタへペースト)
▲プレビューでの表示

カクヨム用で出力

|吾輩《わがはい》は猫である。名前は《《まだ無い》》。

一太郎での読み込み例

egword Universalでの読み込み例