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Scapple超入門(1)階層がない

Scappleの最大の特徴は、階層がないことです。

Scappleでは個々の部品を「ノート」と呼びます。ノートは好きな位置に置くことができるので相対的な位置関係はありますが、階層の関係はありません。

一般的なマインドマップアプリでは、まず中央に主題を置き、部品を派生させていく使い方をするので、必ず階層が生まれます。主題を複数置くことができるアプリもありますが、階層を作るという点では同じです。

ちなみに、アウトライナーではすべての部品を最上位に置けば階層は生まれませんが、大抵の使い方であればグループ化するので、やはり階層が生まれます。

一方Scappleでは、複数のノートをまとめて扱ったり、相互に線でつなぐことはできますが、階層を構成しているわけではありません。

たとえば前図では「THEME」と目立つ文字で書いてありますが、特定のノートにたまたまそのように書式を設定しただけです。ノートの属性として、ほかのノートと異なる重要度を与えられているわけではありません。あくまでも、重要そうに見える視覚的効果を設定されているだけです。

【5月28日追記】前図では「note 2」から「note 3」および「note 4」へ線が延びています。「note 1」から「note 2」へ矢印が伸びているので、「2」の下位に「3」と「4」があるかのように見えかねませんが、そうではなく、単に「2」は、「3」と「4」の2つと関係があることだけを示しています。階層がないことは、エクスポートするときに注意が必要になります。

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