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本文|ルビ、傍点

ルビと傍点の指示を所定の記法で本文中に記述すると、コンパイルしたときに、各ワープロアプリに対応する記法でそれらの指示を出力できます。

本文中での記法は1つです。いくつかのワープロを使い分ける場合でも、Scrivenerで原稿を書くときは、その1つだけを覚えておけば十分です。用途に合ったコンパイルフォーマットを選ぶと、適切な記法へ変換します。

このテンプレートの記法で使用する記号は、すべて全角で記述してください。半角ではコンパイル時に認識されません。

ルビの記法

ルビの記法は次のとおりです。

|親字{ルビ}

例) |吾輩{わがはい}は猫である。

ルビを囲む記号は、中括弧や波括弧と呼ばれるものです。

※当サイトで配布している投稿サイト用のテンプレートでは青空文庫記法と同じ二重山括弧《……》を使っていましたが、一般的に小説で使うことがなく、キーボードから直接入力できる記号へ変更しました。

傍点の記法

傍点の記法は次のとおりです。

{{文字列}}

例) 名前は{{まだ無い}}。

文字列を囲む記号は、中括弧や波括弧と呼ばれるものです。前後ともに2個連続して入力します。

※当サイトで配布している投稿サイト用のテンプレートでは中括弧{……}を使っていましたが、ルビの記法を変更したため、傍点の記法もあわせて変更しました。

また、投稿サイト用テンプレートでは、Windows版の一部コンパイルフォーマットにおいて、傍点の最大文字数に制限を設けていましたが、Ver.3.1.5.1において、100文字まで変換できることを確認しました。Windows版のScrivenerで使用しているライブラリがバージョンアップし、実装が改善されたものと推測されます。

中括弧の入力方法

MS-IMEやATOKでは、Shiftキーを押しながらカギ括弧を入力すると、中括弧を入力できます。