8月30日付けで公式ブログが更新され、Windows版Scrivener 3の発売は延期されると発表されました。
→「Scrivener 3 for Windows: Further Delays」(L&L)
あわせて、同日更新された製品案内のページでは、発売日程が「Late 2019」と書き換えられました。
→「Introducing Scrivener 3」(L&L)ページの下3分の1あたりにある見出し「Scrivener 3 for Windows」を参照
延期の理由を簡単にまとめれば、バグを取り切れないの一言に尽きるようです。発売予定日の記載が8月30日だったり31日だったり、RC2のリリースノートに何とも歯切れの悪いコメントがついていたりと不安要素はありましたが、最後は品質を取ったということになります。
筆者自身もHPのノートを新調して待っていましたし、発売当日になって延期の宣言が出たのは残念なことですが、大切な原稿を預けるアプリケーションがバグだらけなのは恐ろしいことですから、知らぬ顔で日程だけ守られるよりはマシと思うことにしましょう。そもそもWindows版のリリースは2017年11月から待ってきたのです。
ここはせめてバグレポートを送りつけて、品質向上に協力していきましょう。ベタベタの日本語で書けばGoogleやBingの翻訳でもけっこう通じますよ。キャプチャをつければモアベターです。
→「Beta Testing (Windows)」(L&L)
ちなみにL&Lの開発体制は、macOSとiOSは創業者1人、WindowsとAndroidは2人です。
→「About Us」(L&L)