日本時間で11月17日未明前後にScrivener 3.2 for Macがリリースされた模様ですが、アプリが起動しなくなるなどの問題があるらしく撤回されたようです。修正版のリリースは「できれば明日」とされています。
Scrivener 3.2 for Macは、Apple M1チップと、macOSの新バージョン「Big Sur」に対応する無料アップデートとして期待されていました。
この件については、公式フォーラムに公式アカウントがユーザーの報告に答える格好で投稿をしています。
→「Seem Stuck at v3.1.5 (12258) as Update Errors and Need v3.2.0 for Editor Text Color」
もしも3.2をダウンロードしてしまった場合は、適用はしないほうがよいでしょう。すでにアップデートしてしまった場合は、公式サイトの無料トライアル版をダウンロードして入れ替えるとよいはずです。本記事執筆時点で、こちらは直前のバージョン3.1.5です。
なお、この件は直販版に限られると思われます。本記事執筆時点で、Mac App Store版は3.1.5のままです。
また、修正バージョン(3.2.1?)がリリースされても、念のためにいまインストールしているバージョンを圧縮する、別の場所へコピーする、macOS内蔵のTime Machineを使うなどして、いまのバージョンをバックアップしておくことをおすすめします。もちろん、数日から1週間程度様子を見るという方法もあります。
さきほど3.2が改めてリリースされました。リリースノートの日付もバージョンも変わっていないので、このまま「3.2」で行くようです。