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御礼|フォーラムメンバーが300人を超えました

「考えながら書く人のための Scrivener & Scapple ニュースとフォーラム」と銘打った当S2ファンサイトは、ニュースやハウツーの記事と、メンバー制のフォーラムを二大コンテンツとしています。前者は一般公開していますが、後者は登録制です。

BNNより『考えながら書く人のためのScrivener入門』の最初の版が発売されたのが、2016年でした。Google+に開設したサークルは最終的に80人くらいの方に参加していただいたように記憶していますが、サービスの終了と道連れにされて雲散霧消の憂き目に遭いました。その後、自前でレンタルしたサーバーでこのサイトを新設し、フォーラムメンバーも新たに登録していただくことになりました。

そして先日、フォーラムのメンバーが300人を超えました。参加されている皆様に、厚く御礼申し上げます。

フォーラムはお世辞にも活発とは言えませんが、Scrivenerユーザーにとって最も大切なことは原稿を書くこと(あるいは、原稿書きに役立てること)であるはずです。ここには書きませんが、さまざまな方がさまざまな用途と使い方で役立てておられます。このサイトは凪であっても、書き手にとって情報入手の便宜を図ることと、いざというときの駆け込み寺であれば十分と思っています。

『入門』の最初の版を上梓した頃、日本語でScrivenerを使っていらっしゃる方は本当にわずかな数しか見当たりませんでした(それでよくオンリー本が商業で出せたと思いますが、ひとえにBNN編集長の熱意によるものです)。それに対し、いまやこれだけの方々がScrivenerに興味を持って下さっていることに驚いています。もちろん、このサイトを知らないまま使っている方もたくさんいらっしゃるはずですが、少なくともここに登録されている方だけでも300人おられるということです。

とはいえ、残念ながらScrivenerやScappleは、当サイトの記事や拙著で指摘してきたとおり、日本語環境への対応が甚だしく中途半端であることも確かです。その一方で同じ英国産であるSerif社のAffinityスイートは、日本市場の伸びが予想以上であることを受けて、日本語組版ルールへの対応を準備しているというインタビュー記事もありました。ということは、日本市場を盛り上げて商業的な要請をかけていけば、いつかは日本語環境のサポートの向上も見込めるかもしれません。

当サイトは今後も日本語で読めるScrivenerやScappleのニュースサイトとして日本での普及にわずかながらも貢献するとともに、考えながら書く人のための情報源と交流の場でありたいと願っています。新しいテンプレートの制作も始めています。引き続きご支援いただければ幸いです。

S2ファンサイト主催・向井領治


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