10月16日付けで、Mac版 Scrivenerが3.3.6へアップデートされました。ver.3を購入している方は無料でアップデートできます。
アップデートの手順
たいていの場合、アプリを起動すると自動的にアップデートを促すウィンドウが開きます。もしも開かない場合は、[Scrivener]→[アップデートを確認します…]を選びます。アップデートを案内するウインドウが開いたら、表示に従って操作してください。
アップデートの内容
リリースノートは下記URLにあります。
→「Release Note (macOS)」(Literature & Latte)
おもな修正点に、以下のものがあります。
- 一時的に削除されていたPDFエクスポートでのPDF/X-1aオプションが復元されました。
- 印刷またはPDFへエクスポートするときに、各ページの最初の脚注しか出力されないバグを修正しました。
また、今回はダウングレードに関する案内が出ています。最近のアップデートは3.3.2に対するバグ修正であるため、ダウングレードしたい場合は、3.3.1を利用するようにとのことです。
「以前はできていたのに、最近できなくなった、おかしくなった」という場合は、3.3.1へダウングレードすると改善するかもしれません。このバージョンをダウンロードするには、リリースノートのWebページへ行き、3.3.1のリリースノートの見出しをクリックして詳細を開きます。
Appファイルを上書きしても、アクティベーションは削除されないはずです(筆者の環境では問題は起きていません)。
《注意》Apple Storeで購入された方へ
Apple Storeで購入した場合は、アプリのファイルを上書きしないでください。直販版とApple Store版はライセンスが異なるため、上記の直販版は未購入として扱われます。
直販版のアプリファイルを別の名前に変えることで「アプリケーション」フォルダに同居させ、直販版を体験版として使う方法はありそうですが、その場合にどのような結果になるか分かりません。
筆者としては、同一のMacに直販版とApple Store版を同居させるのはやめましょうと警告いたします。