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Scrivener本の購入前のためのリンク集とFAQ

Scrivener FAQ

この記事はScrivener for Mac Ver.2を対象にした『Scrivener入門』の初版を対象にしたものです。現在はVer.3対応のMac向けとWindows向けが刊行されています。主要部分は残していますが、全体的に情報が古いので、下記の記事をおすすめします。

→「【固定】Scrivener FAQ|これからScrivenerを始める方のために

→「Scrivener FAQ|解説書はあるの?


以前に比べ、長文執筆用アプリであるScrivenerを使っていると言及される方が増え、話題になることも増えています。日本語で読める単体のScrivenerの解説書として初めてだった『考えながら書く人のためのScrivener入門 小説・論文・レポート、長文を書きたい人へ』、iOS版を対象にした『いつでもどこでも書きたい人のためのScrivener入門』(ともにBNN新社・刊)を書いた者としては大変うれしいことですが、いきなり数千円の書籍をというのもハードルの高い話ですので、購入前の参考になる情報をまとめたリンク集を作りました。

リンク集

Scrivener本のFAQ

以下に記載していた内容は旧版のものですので、一部は削除、一部は改訂しました。


Q:「Windowsユーザーなんですが、『考えながら…』を買っても役に立ちますか」

おおざっぱに言って、Windowsユーザーの方が読んで参考になるのは6割程度と思います。

『考えながら…』はMac版のみを対象としていますが、Scrivenerの基本構造はMac版とWindows版で同じですし、ファイルに互換性もあります。MacとWindowsの両方を使った経験があれば、図を多少読み替えていただければムダにはなりません。

ただし、Windows版はMac版よりも開発が後まわしになっているため、機能が少なくなっています。たとえば、自由な位置にカードを置くことや、正規表現を使った検索置換ができません。

【更新】Windows版 Scrivener専用の解説書が刊行されています。

→「Scrivener FAQ|『Scrivener入門 for Windows』について

Q:「Wordしか使ったことがないんですが難しくないですか」

そういう方を基準に想定しています。

執筆専用アプリというと、テキストエディタやアウトラインプロセッサなど、ちょっと難しそうなツールを思い浮かべる方もいらっしゃるようですが、Wordがおおよそ使えるという程度でOKです。特別な予備知識は必要ありません。

Q:「Scrivenerの本はScrivenerで書いたんですか」

はい。キャプチャをご覧ください。

『考えながら…』の末尾に、執筆過程のメイキングを収録しています。

Q:「小説を書くわけではないのですが、役に立ちますか」

解説にあたっては、特定のジャンルを前提にしないように心がけました。

「小説・論文・レポート、長文を書きたい人へ」という副題の通り、小説、シナリオ、学術論文、ノンフィクション、ビジネスレポート、法務に至るまで、あらゆるジャンルにおいて役立てていただけるよう配慮しました。

ただし、解説にあたっては具体例が必要になるので、構成作りの段階においては童話の「シンデレラ」をモデルにしています。これは広く知られているものですので、ご自身で執筆されるジャンルに読み替えていただければ幸いです。

Q:「電書は、iPhoneで読めますか」

約10インチ以上のタブレットまたはパソコンをおすすめします。

電子書籍版は固定レイアウトですので、画面の小さな端末での閲覧は現実的ではありません。また、iPad miniなどの7〜8インチ程度のタブレットでも難しいでしょう。(miniではない)iPadや、Fire HDなど、約10インチ以上のサイズの端末をおすすめします。

【更新】Ver.3対応の『Scrivener入門』は、Mac版・Windows版ともにリフロー型になったため、iPhoneでも読めます。

Q:「電書は、マーカーを引いたり、本文を検索したり、しおりをつけたりできますか」

マーカーや全文検索はできません。しおりはリーダーアプリの機能によります。

電子書籍版は固定レイアウトですので、マーキングおよび検索はできません。

ページ単位でマーキングするしおりについては、できるものとできないものがあります。たとえばKindleの場合、iOS版のアプリにはしおり機能がありませんが、Android版およびFire端末にはしおり機能があります。これは個別のタイトルの問題ではありません。Android端末やFireシリーズで閲覧するか、iOS版アプリにしおり機能を追加するようにAmazonへリクエストしてください。

【更新】Ver.3対応の『Scrivener入門』は、Mac版・Windows版ともにリフロー型になったため、マーカーを引いたり、本文を検索したり、しおりをつけたりできるようになりました。

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