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Scrivener FAQ|『Scrivener入門 for Windows』について

Scrivener FAQ

本サイトの主催者である向井領治が上梓した『考えながら書く人のためのScrivener入門 for Windows』のFAQです。購入前のご参考にどうぞ。

Q|目次構成とか価格、一般的な情報を教えて

個人Webにありますので、そちらでご覧ください。

→『考えながら書く人のためのScrivener入門 for Windows 小説・論文・レポート、長文を書きたい人へ

Q|どうして『Mac版Ver.3対応改訂版』から4年も遅れたの?

アプリの発売が遅れたからです。

「Scrivener FAQ|バージョンの変遷」

Q|この本の原稿もScrivenerで書いたってほんと?

はい。プロジェクトの設定もコンパイルの設定もすべて新規ユーザーになったつもりで新しく作りました。執筆中の画面はこちらにあります。

→「『考えながら書く人のためのScrivener入門 for Windows』のScrivenerの画面

すでにScrivenerを使っている方のために、本文を削除したプロジェクトを配布していますので、こちらも参考にどうぞ。無料ですが、フォーラムメンバー限定配布です。

→「『Scrivener入門 for Windows』から本文を抜いたプロジェクトを配布します

Q|Windows版のScrivenerで原稿なんて書けるの?

人によると思いますが、私はこの本の原稿はすべてWindows版 ScrivenerのVer.3.0.0とVer.3.0.1で書きました。アプリがクラッシュしたことがないとは言いませんし、バグと思われる現象も少なくありませんが、原稿が書けなくなるほど深刻な問題は起きていません。

Q|電子書籍版はある?

あります。スマホの画面でも読みやすく、文字サイズの調整ができて、マーカー、検索、辞書引きなどが使えるリフロー型です。また、印刷書籍版は1色ですが、電子書籍版はフルカラーです。個別の電子書店での詳細は無料サンプルなどでご確認下さい。次の図はKindle版をiPhoneで表示したものです。

Q|立ち読みしたいんだけど、近くの本屋に置いてないんだ……

私が見かけた限りでは、Kindleの無料サンプルが最も多くのページを試し読みできるようです。第1章がまるまる読めます。

Q|ユーザーインタビューはある?

諸般の事情のため、今回はありません。別のメディアで似たようなことができないか考えていますが、いまのところ何も決まっていません。

自薦・他薦どちらでも結構ですので、インタビューしてほしい方がいたら教えてください。ジャンルは問いません。

Q|Ver.1で慣れてるから、Ver.3の本は買わなくてもいいかな?

Windows版はVer.2を飛ばしていることもあり、Ver.3はいろいろと便利な新機能がありますし、気づいていない機能もいろいろあるかもしれません。

→「《詳報》Scrivener 3 for Windows(3/5) ──注目の新機能

Q|もう『Mac版』の本を買っちゃったんだけど

まずはお求め頂きありがとうございます。

買ったのがVer.2対応の初版だったら、新機能もたくさんあるので買い直すことをおすすめします。

買ったのが『Ver.3対応改訂版』であれば、またWindows版を買ってくださいとはちょっと言いづらいですね。とりあげている機能自体はほぼ同じです。

ただし、ScrivenerはMac版とWindows版で微妙にいろいろと機能や動作、手順、メニュー構成がちょいちょい違います。両方を使っている方はあまり多くないようなので個々に比較はしていませんが、すべて動作を検証した上で書き直しています。また、コンパイルの章はほぼすべて書き直しているので、こちらもおすすめです。

Q|『for Windows』って言ってるけど、Mac版の焼き直しなんでしょ?

Mac版のVer.3対応改訂版の原稿をベースにしたのは確かですが、すべてWindows版で動作検証していますし、目次構成から解説内容まで逐一見直しています。コンパイル機能を紹介する「Chapter 6 出力」はほぼすべて書き直しています。

大手ソフトベンダーの場合、一般的に、同名のアプリにMac版とWindows版がある場合、それほど機能や手順に違いはありません。しかしScrivenerの場合、機能からして違います。プルダウンメニューの構成も一部異なりますし、名前もちょこちょこ違います(開発陣もMac版から使い回せばいいのにと思うのですが)。

Q|使いこなしてない気がするけど、今から入門てのもなあ

Scrivenerを使う目的は作品を書くことであって、アプリを使い倒すことではない……ということはわきまえているつもりですが、アプリを使うことで書きやすくなることや、解決できることもあるでしょう。

この本はまったく新しく使い始める方をメインターゲットとしていますが、せっかく高いアプリを買ったんだからもっと使い倒したい、もっと執筆をラクにしたい、アプリを勉強する時間が惜しい、そういう方にこそ、数千円で効率よく主要機能を把握して、執筆に専念していただきたいと思います。

Q|読むのに時間がかかりそう

Chapter 1から順に、1章ずつ読み進めてマスターできるように章を構成しています。高いアプリ買ったんだし、がっつり使い倒したいという方は、1章ずつ操作しながら読み進めてください。Chapter 2を消化するだけでもけっこう役立つと思います。

もう1つのおすすめは、まず全体をざっくり読んで、作品を書いているときに「たしかあんな機能があったような?」「あの機能って、いま使うと便利かも?」と思い出して該当個所を読み直す流れです。自分なりの執筆スタイルを作ることを重視される方におすすめです。

ある程度機能を学んだら、短い原稿を書きながら読み進めるのがおすすめです。書き物をされる方のブログや小説投稿サイトでは2,000~3,000字くらいのサイズが標準的だと思いますが、その程度の短い原稿から使ってみると、機能を学ぶにも扱いやすいと思います。

Q|サンプルファイルの配布はある?

書籍では、見出しのない短編作品のサンプルとして『シンデレラ』、見出しのある長編作品のサンプルとして『オズの魔法使い』を使っていますが、ともに無償で公開しています。どなたでもダウンロードできます。

ほかにも、原稿の執筆に使ったプロジェクトからすべての本文を削除したものも配布しています。こちらは書籍オリジナルですので、S2ファンサイトのフォーラムメンバーのみの公開としています。

→「ファイル配布

Q|フォーラムメンバーってなに?

下記を参照してください。

→「フォーラム登録について

Q|原稿の執筆環境は?

ハードウェアは、本体に飯山のノートPC、外付けモニタにPHILIPSの27インチモニタ、キーボードにFILCO Majestouch MINILA-R Convertible JP配列およびPFU HappyHackingKeyboard Professional2 Type-S JP配列、マウスにLogicool G300sです。

ソフトウェアは、構成と執筆にScrivener 3.0.0・3.0.1、日本語入力に ATOK、一部の執筆にDynalist、校正にAcrobat ReaderおよびEdge、プレースホルダータグ生成にAutoHotKeyです。

Q|ところであなた、Macユーザーでしたよね?

はいそうです。しかし、原稿を執筆していた数か月の間は、動作検証だけでなく、原稿の執筆から日常的な作業までできるかぎりWindowsで行い、Windowsユーザーとして過ごしました。

そもそも、確かにMacユーザーではありますが、編集の仕事はほとんどWindowsでやっていますし(仮想PCの上で、ですが)、いまとなってはそれほど「Macユーザーです!」とは言えない気がします。

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