Scrivenerのコレクション機能を推敲に使う

この記事では、コレクションを使って推敲を行う実例を紹介します。ここで使うコレクションは、検索条件だけを保存してリアルタイムで検索結果を得られるタイプのものです。

たとえば筆者は自分でいろいろな禁句を決めています。具体的には「後述」「という」「~するだけ」などです。詳細は個人のブログに書きましたので、筆者の禁句ルール自体に興味がある方はそちらをご覧ください。

「6つのMy禁句」

しかし、初稿ではうっかり書いてしまうことがあります。うっかり書いてしまっても推敲すればよいのですし、筆者は推敲に十分な時間が必要だと思っているので、いまだに初稿ではうっかり書いてしまう……という無限ループです。しかし、初稿で完璧な原稿が書けない限り、推敲するしかないと考えています。

さて、このような禁句のルールを持っている場合、コレクション機能を使って推敲に役立てられます。

まず、プロジェクト内で禁句を検索します。検索条件には、禁句を列挙してスペースで区切ります(スペースは全角半角どちらでもかまいません)。検索オプションの「オペレータ」(Windows版ではOperator)には「単語」を指定します。正規表現の心得がある方は「RegEx」を指定して、正規表現を使うこともできます。

すると、「検索結果」(Windows版では「Search Results」)には禁句を使ったテキストの一覧が表示されます。コレクションを使った検索はリアルタイムで行われるため、禁句を書いてしまった途端にヒットします。いずれかのテキストを選ぶと、該当語句が色で強調表示されます。次の図のように該当するテキストだけを連結表示することもできます。

応用例としては、「この単語を使えば簡単だが、そうは安易に書きたくない」とか、「探偵がいない場面ではそのキーワードは出さない(探偵がいる場面だけに出てくることを確かめる)」などのチェックが考えられます。作品に応じて検討してください。

検索条件をコレクションとして保存する手順の詳細は拙著『Scrivener入門』(BNN)をご覧ください。Mac版(Ver.3対応改訂版)では「5-3-4 検索条件をコレクションとして保存する」、Windows版では「5-1-4 検索条件をコレクションとして保存する」にあります。

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