8月3日付で、Windows版 Scappleが1.4へバージョンアップされました。既存ユーザーは無料でアップデートできます。
ただし、このバージョンから64ビットシステム専用になりました。そのため、32ビットシステムを使っている場合はアップデートできず、直前のバージョンである1.2.6を使い続ける必要があります。
また、内部的な変更のため、Helpメニューを使った、以前のバージョンから自動ダウンロードはできません。手順はこの記事の後のほうで紹介します。
おもな更新点
- 64ビットシステム専用になりました
- ダークモードに対応しました
- インスペクターのデザインが新しくなりました
- スタイルにアクセスしやすくなりました
- コネクションにラベルを付けられるようになりました([Notes]→[Connection Label…])
- ハイレゾモニタに対応しました
その他、機能追加から改善まで、160か所以上の修正を行ったとされています。詳細はリリースノートを参照してください。
アップデート手順
- Webブラウザを使って、リリースノートのWebページからインストーラーをダウンロードします。
- Scappleを起動し、[Help]→[Deactivate Scapple]を選び、アクティベーションを解除します。この手順は公式ガイドにはありませんし、必ずしもやらなくてもよいようですが、念のため解除しておくほうがよいでしょう。(筆者はガイドのとおりアクティベーションをせずにアンインストールしましたが、結局アクティベーションは必要でした)
- Scappleを終了します。
- エクスプローラーへ切り替え、Scappleのアンインストーラーを使って旧バージョンをアンインストールします。デフォルトでは「C:\Program Files (x86)\Scapple\uninstall.exe」にあります。
5. ダウンロードしたインストーラーを使って、ver.1.4をインストールします。
6. ver.1.4を起動し、[Help]→[Activate Scapple]を選び、アクティベーションを行います。