5月22日付で、Windows版 Scrivenerのver.3.1.4.1がリリースされました。ver.3.xを購入している方は無料でアップデートできます。
アップデートの入手
たいていの場合、アプリを起動すると自動的にアップデートを促すウィンドウが開きます。もしも開かない場合は、[ヘルプ]→[アップデートの確認…]を選びます。
おもな変更点
バージョン番号を見て分かるとおり修正点は少ないですが、内部的に重要な機能更新を含んでいるようです。
改善点としては、
- 新しいアップデートストリームをサポート
- 新しいコマンド[書式]→[リスト]→[Reset Indents to Defaults(インデントをデフォルトへリセット)]を追加
- 採用しているQtフレームワークを5.15.14へ更新
- Unicode ICU 73.1へアップグレードし、日本語と韓国語の行の折り返しを改善
すでにオープンベータが始まっているVer.3.1.5系への準備のようにも思えます。日本語の行の折り返しを改善したとのことですが、ICU 73.1のリリース文にも同じことが書いてあるので、Scrivenerの開発チームが日本語環境を意識してくれた……ということではないように思われます。
そのほかにも、
- Webサイトをインポートする内部の仕組みを改善(Wikipediaなど)
公式のリリースノートはWebからも読めます。
→「Release Notes」(L&L)