Scrivener FAQ|日本語の原稿を書けるの?

Scrivener FAQ

「日本語の原稿を書けるのか」というとき、「日本語の文章を書けるのか」という意味ではYESですが、「日本語特有の組版ルールに対応するのか」という意味ではほぼNOです。

執筆そのものには問題ない

いずれのOS・バージョンでも、日本語の文章を執筆するのに問題はありません。Mac・Windows・iOSのいずれでも、Scrivenerで日本語の作品を書かれているプロの作家は何人もいますし、このサイトの主催者も恒常的に使用しています。

TXTのインポートで文字化けしたら

Mac版やiOS版でプレーンテキストをインポートするには、UTF-8である必要があります。これ以外の文字コードでは文字化けします。あらかじめ別のアプリを使ってUTF-8へ変換してください。

Windows版ではプレーンテキストをインポートするときに文字コードを指定できます。UTF-8やShiftJISだけでなく、EUCやISO-2022-JPなども選べます。つまり、必ずしもあらかじめ変換しなくてもかまいません。ただし、文字コードが混在するとScrivenerに限らず混乱やトラブルの原因になりがちですので、自分で常用するものを決めておくとよいでしょう。

日本語の組版ルールにはほぼ対応しない

一方、日本語特有の組版ルールには対応しません。

Mac版のver.3は縦書きに対応しましたが、本文を縦書きにするオプションが1つあるだけです。Windows版とiOS版は非対応です。縦書きについては、「Scrivener FAQ|縦書きできる?」を参照してください。

一方、縦書き以外の組版ルールについては、どのOS・バージョンであれ、まったく対応していません。たとえば、次のような指定はできません。

  • ルビ
  • 傍点
  • 縦中横
  • 割注
  • 「○文字 × ○行」のような、字数行数による用紙指定やカウント

対策:ルビを青空文庫式で書く

ルビについては、青空文庫式の指定記号を使って執筆し、各種小説投稿サイトやHTMLへ一括変換する方法を書籍『考えながら書く人のためのScrivener入門』(旧版・ver.3対応改訂版とも)で解説しています。

この方法は正規表現を使った検索置換を使うためMac版のみに限られますが、プレーンテキストで書き出したあとにテキストエディタを使って検索置換すればWindowsでも同じことができます。

ケーススタディに学ぶ

『考えながら書く人のためのScrivener入門』(ver.3対応改訂版)のユーザーインタビューでは、縦書きへの対応についても伺っています。作家三氏それぞれの対応に学ぶのも1つの方法と思いますので、興味があれば参照してください。

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